デルタ航空のサービス改革とワシントンDCに行く時に押さえておきたい事

日本からワシントンDCに行く際、ANAやユナイテッド航空の直行便ではなく、デルタ航空を利用して途中で乗り継ぐ方も多いのではないでしょうか?

クレジットカードを発行するだけで上級会員が手に入ったり、価格も比較的安いことなどからデルタ航空を利用する日本人は多いですが、いくつか注意しておきたいポイントがありますので紹介したいと思います。

デルタ航空ユーザーの方、必見ですよ。

デルタ航空が日本向けのサービスを一新した経緯



アメリカを代表する航空会社であるデルタ航空はノースウエスト航空と合併した事で、日本でのサービスを強化してきました。

最盛期には成田からニューヨーク/JFK、アトランタ、デトロイト、ミネアポリス、シアトル、ポートランド、サンフランシスコ、そしてロサンゼルスへ就航していて、羽田からもシアトルとロサンゼルス、名古屋からはデトロイト、関西からはシアトルへと就航していました。

日本からワシントンDCまでの直行便はありませんが、成田と羽田、名古屋、そして関西空港からは本土の各都市にアクセスしてそこからワシントンDCへ効率よく乗り継ぐことができました。特に成田空港はアジアにおけるハブ空港と位置づけ、アジアの各都市とアメリカの各都市への中継地として重要な役割を担ってきました。

 

しかし、2015年ごろから羽田空港の国際線を強化する動き強くなり、デルタ航空の日本離れが進むことになったのです。

日本からワシントンDCに直行便を運航しているANAとユナイテッド航空はスターアライアンス、JALとアメリカン航空はワンワールドに加盟していますが、デルタ航空はスカイチームに加盟していて、日本の航空会社は加盟していないので、日本での立ち位置がなくなってしまったことが大きな原因と言われています。

日本の航空会社がスカイチームに加盟していないことで、デルタ航空は日本向けに破格のサービスを提供し、日本人顧客を取り込んできました。中でもデルタ航空とアメリカン・エキスプレスが提携したクレジットカードを発行するだけで上級会員が付帯されるサービスは、日本の航空業界とクレジットカード業界に旋風を巻き起こしたことは記憶に残る出来事でしょう。

上級会員目当てでカードを発行したり、直行便を利用しないであえてデルタ航空を利用する人も多かったのではないでしょうか?

しかし、2018年6月26日より、それまで無条件で付帯されていた上級会員資格が年間利用額によって次年度の会員資格が変わるようになってしまい、会員の間ではデルタ航空の日本離れがますます顕著になったとささやかれています。

果たしてデルタ航空の日本離れは日本のデルタユーザーにとって本当にデメリットしかないのでしょうか?

デルタ航空のサービス改定は日本人にとっては大きなメリット

羽田の国際線強化でデルタ航空は日本から離れたと言われています。確かに路線が大幅に減り、見える部分では日本離れということもできますが、路線が減ったということはそれだけサービス面で投資する余地ができたとも言えるのです。

さらに、デルタ航空が加盟しているスカイチームには日本の航空会社が加盟していないので、それがかえって独自の視点で日本向けのサービスを展開することを可能にしたとも言えるのです。

ホームに設置されている掲示板
ホームに設置されている掲示板。英語と日本語の2カ国語で表記されている。

乗り継ぎ地として多くの日本人が利用するデトロイトとミネアポリスの空港に日本語の看板を設置したり、機内サービスでは業界で初めて全てのキャビンでスリッパを提供したり、一流日本食レストランとコラボした機内食を提供しているのは、デルタ航空ならではの強みと言ってもいいでしょう。

また、アメリカへの路線同様、成田を拠点とした以遠権路線を減らしアジアに拠点を移したことで、成田発の路線は日本人が多く利用できるようになったのもメリットと言えます。

 

日本発着の路線では上級会員と一般会員の差が縮まった

デルタ航空のゴールドメダリオンになると優先チェックインや優先セキュリティチェック、ラウンジ利用、優先搭乗、優先荷物取り扱い、そして座席の無料アップグレードなど、ビジネスクラスと同様の地上サービスを受けることができます。

中でもラウンジと座席の無料アップグレードは多くの方が憧れるのではないでしょうか?

ワシントンDCに行く際に多くの方が利用するデトロイトやミネアポリスは中西部のハブ空港なのでラウンジも充実しています。また、レーガン空港にあるラウンジは2018年にリニューアルされたので、ゴールドメダリオン保有者は是非とも利用しておきたい所です。

レーガン空港のデルタ・スカイクラブ

また、出発の3日前にプレミアムエコノミーや国内線のファーストクラスに空きがあると無料でアップグレードできるのも魅力です。

ラウンジ利用と地上サービスに関して、上級会員と一般会員の間では差がありますが、座席の無料アップグレードに関しては日本発着路線の機材が一新されたことで、事実上差がなくなったのです。

ポートランド路線を除いて、日本発着の路線には無料でアップグレードできる座席クラスがなくなり、代わりに追加料金を払って利用できるプレミアムセレクトという新しい座席クラスが導入されました。

これは一昔前のビジネスクラスとほとんど変わらないもので、機内ではエコノミークラスよりもゆとりのある座席やアレッシとコラボした食器で提供される機内食、ウェスティン・ホテルとコラボしたブランケットなどのサービスを、そして地上ではラウンジ以外の優先サービスを受けることができます。

優先サービスを受けたい方は追加料金でプレミアムセレクトに座ることでサービスを受けられるようになり、一方で上級会員は事実上座席の無料アップグレードは無くなったと言えるでしょう。

ワシントンDCへの国内線は利用者が多いので無料でアップグレードできる確率は極めて低い

乗り継ぎ先からワシントンDC、特にデトロイトとミネアポリスはデルタ航空のハブ空港であり、目的地のレーガン空港もワシントン市内から近いという理由から、多くのアメリカ人が利用するドル箱路線です。

そのため、無料でアップグレードできる確率は極めて低く、乗客の半分近くが上級会員というのも珍しくないので、優先搭乗もさほど意味がありません。

上級会員だからといってあまり期待しすぎると後でガッカリするので、アメリカの国内線に乗ってフライトそのものを愉しんだ方が良いでしょう。



サービス改革で新たなメリットが生まれたデルタ航空でワシントンDCへ

デルタ航空の日本路線縮小は利便性という点では若干見劣りしますが、路線ごとのサービスが強化され、上級会員とさほど変わらないサービスを手軽に受けることができるようになったとも言えるのではないでしょうか?

また、機内では全ての座席クラスで一流レストランとコラボした日本食が提供されるなど、他の航空会社ではなかなかできないサービスも取り入れています。

デルタ航空の日本発着路線を利用してワシントンDCに出掛けてみてはいかがでしょうか?

 

【当サイト限定】ANAマイルを効率よく貯める方法を無料でプレゼント

当サイトの記事を最後まで読んでくださった方に感謝の気持ちを込めてANAマイルを効率よく貯める方法を無料でプレゼントいたします。

プレゼントを受け取るには、以下のボタンから空メールを送信してください。