
日本出発から日本到着まで添乗員が同行し、現地の観光や移動手段、ホテルなどが全て込み込みのパッケージツアーは海外旅行が初めての方でも気軽に参加することができます。
ワシントンDCに関しては単体のツアーはありませんが、ニューヨークやフィラデルフィアなど、東海岸の主要都市を一気に巡れるというメリットがあり、人気の高いツアーの一つになっています。
パッケージツアーには現地でかかる費用はほとんど旅行代金に含まれているので、現地でお金を出す場面は個人旅行に比べるとはるかに少ないですが、全くないわけではありません。
そこで今回はパッケージツアー参加者向けにおすすめのクレジットカードを選んでみました。
目次
パッケージツアー だから現金で十分?現金のリスクとクレジットカードのメリット

パッケージツアーに参加する多くの方は「すでに旅行代金は払ってるんだから現地では現金で十分。」と思うのではないでしょうか?
確かにパッケージツアーの場合、観光やホテル、航空券など海外旅行でかかる大金はすでに旅行会社に支払っているのでそう感じるかもしれません。
しかし、パッケージツアーとはいえ海外にまとまった現金を持ち歩くのは大変危険です。というよりもパッケージツアーだからこそ、海外にまとまった現金を持ち歩くのは危険極まりないのです。
というのはパッケージツアーはもちろん団体で行動するので、側から見れば誰がみたって観光客です。そのため、個人旅行者よりもスリや置き引きなどの軽犯罪に巻き込まれるリスクははるかに高いといえます。
また、パッケージツアーで立ち寄るお店は旅行会社と提携したお店であることが多く、ほぼ観光客しか相手にしていませんので、会計時にわざわざ現金の出し入れをするのは犯罪に巻き込まれるリスクが高いだけでなく、会計ミスがあったとしても気付きにくいというデメリットがあります。
しかし、クレジットカードで支払いを済ませればカード一枚取り出して自分でカードリーダーに通すだけでお会計を済ませられますので、スマートなだけでなく電子決済なので会計ミスのリスクも防げます。

さらに食事の際はパッケージツアーでも飲み物は別でオーダーしなければならなく、テーブルごとに会計するのですが、雰囲気の良いレストランやホテルでいちいち現金をテーブルに広げてスタッフに渡すのは画になりませんよね?
「いちいちそんなの気にしない。」という方もおられると思いますが、パッケージツアーのように団体の場合、スタッフ側からするといちいち集金にまわったりするか、たとえ代表者が現金をまとめて渡してくれたとしても、大量の紙幣や小銭を持ち歩かなければなりませんので、その時点でスタッフに負担がかかってしまいます。
それだけでなく、代金に過不足があっても気付きにくいというデメリットがあるので、代表者がクレジットカード1枚渡してあとで集金した方がお互い気を遣わずに済みます。
パッケージツアーでおすすめのクレジットカード

ステータスカードは必要ない、パッケージツアーでクレジットカードを利用するシーン
パッケージツアーには航空券やホテル、現地の観光、さらに添乗員のサポートがついていますので、航空会社やホテルの上級会員、コンシェルジェサービスなどがついているクレジットカードは持っててもあまり意味がありません。
ツアーでクレジットカードを利用するのは現地での買い物やレストランでの飲み物代くらいなので、幅広い場面で決済でき、海外旅行保険がついたクレジットカードがおすすめです。
旅行会社の提携カードってどうなの?

パッケージツアーに申し込む方は実際に旅行会社のカウンターに行って申し込むことが多いのではないでしょうか?
その際、旅行会社の提携カードを勧められることがあります。これらのカードは旅行会社で使えるポイントが貯まったり、次回の旅行代金を積み立てられたりする特典などがついていて大変便利ですが、旅行会社に縛られてしまうデメリットがあります。
パッケージツアーに参加しようと思った時、ツアー代金や観光場所などは見ても、どこの旅行会社にするかはあまり気にしない方もおられるでしょう。
その場合、旅行会社の提携カードは特定の旅行会社に縛られるので、せっかく作ってもあまり活用できる場面が多くありません。
普段の生活で幅広く使えるクレジットカードを
パッケージツアーに参加する場合、旅行の特典が豊富なクレジットカードよりも、普段の生活で幅広く使えるクレジットカードの方がおすすめです。
パッケージツアーの場合、アメックスなどのステータスカードや、旅行会社の提携カードなどにあるような特典はツアーのグレードにもよりますがほぼ含まれていますので、クレジットカードは普段の生活で幅広く使えるものが良いです。
日本を代表するVISA、三井住友カード
クレジットカードといえばVISA、日本のVISAといえば三井住友カードです。
中でも一般カードのクラシックAは海外旅行保険は自動付帯なので、ツアー代金をクレジットカードで支払えなかった場合でも保険は有効になります。
年会費が永年無料なのに海外旅行保険が充実
VISAカードといえば三井住友カードと言われているほど、日本では三井住友カードが発行するVISAカードが有名ですが、こちらは年会費がかかります。
そこで年会費がかからないVISAカードが欲しい方は、エポスカードがおすすめです。
エポスカードは大手ファッションストア、マルイが発行しているクレジットカードで年会費が永年無料ですが、海外旅行保険が三井住友カード並みに充実しています。

現地通貨を購入できる、マスターカード
世界で圧倒的な決済力を誇るVISAですが、一方のマスターカードは米ドルをクレジットカードで購入することができます。
通常クレジットカードで現金を手に入れるにはキャッシング枠を使わなければなりませんが、マスターカードの場合、空港や街中にある外貨両替の専門店であるトラベレックスで外貨を購入することができます。
ショッピング枠で外貨を購入しますので、一括払いの場合手数料は一切かかりませんし、もちろんクレジットカードのポイントも貯まります。

クレジットカードでパッケージツアーを満喫
パッケージツアーには旅行に関する煩わしさがほとんどありませんが、現金でやり過ごすのはあまりにもリスクが大きすぎます。
ツアー中に金銭トラブルに巻き込まれてその場の雰囲気が台無しにならないように、クレジットカードを活用してパッケージツアーを満喫しましょう。