
いわずとしてたアメリカ合衆国の首都ワシントンDC、そこには数多くの政治家や著名人が集い、政治や合衆国の歴史にまつわる様々な観光名所があることから、多くの観光客が訪れる街です。
海外は日本とは異なって、様々な背景を持った人が同じ場所で過ごしているので、「個人の信用力」が大きく問われます。そこで信用力の証となるのがクレジットカードです。
クレジットカードは一定基準の審査に合格した人にしか発行されないので、それを持っているだけでその人の経済力や、信用力を証明することができます。特に北米ではその傾向が強く、ましてや、数多くの政治家や著名人が集まるワシントンDCでは、その力が大きく試されます。
そこで今回は、学生がワシントンDCに持っていきたいクレジットカードを紹介していきます。
目次
アメリカのクレジットカード事情
アメリカではクレジットカードを作るときに、クレジットヒストリー(クレヒス)が大きく関わってきます。クレジットヒストリーとはカード所有者の利用履歴で、毎月延滞なく支払われて入ればスコアが高くなり、よりステータスの高いカードを作れるだけではなく、ローンを組むときなどにも有利になるものです。
日本ではクレジットカードを初めて作る場合、クレヒスがなくても作ることは簡単ですが、アメリカでは初めてクレジットカードを申し込む時でさえ、クレヒスがなければ申し込むことすらできません。
そこでクレヒスを作ることから始めるのですが、アメリカではセキュアカード呼ばれている銀行口座と連携されたデビットカードを使ってクレヒスを作って、その後で初めてクレジットカードを持てるようになるのです。
特に学生はクレジットカードを持つために、セキュアカードを持ってクレヒスを作っている人が多いので、学生の時点でクレジットカードを持っていること自体、現地ではかなりの信用力を証明することができます。
学生が持ちたいクレジットカード2選
クレジットカードで信用力を証明できるアメリカで、学生が持つのにオススメなのは、ひと目でクレジットカードだとわかるものを持つことです。そこでオススメしたい1枚目のカードがセゾン・ブルー・アメリカン・エキスプレス・カード(セゾンブルーアメックス)です。

セゾンアメックスにはパール、ブルー、ゴールド、プラチナの全てのランクでアメックスのシンボルである古代ローマ兵士(ケントゥリオ)が描かれているのですが、アメリカでこのケントゥリオのデザインを使っているのはアメリカン・エキスプレス本社が発行しているカードだけです。
そのため、日本で発行されているセゾンアメックスを持っていることで、現地の人にはひと目でクレジットカードであることがわかり、所有者の信用力を証明することができるのです。
アメリカン・エキスプレス本体が発行しているカードは通常のグリーンでも年会費が高く、学生は申し込むことすらできませんが、ケントゥリオが描かれたセゾンアメックスは比較的年会費が安く、学生でも持つことができるので、ぜひとも持っておきたいクレジットカードです。
セゾンアメックスの年会費は通常、パールが税込1’100円で一度でも決済があれば翌年の年会費が無料、ブルーが税込3’300円、ゴールドが税込1’1000円、プラチナは税込2’2000円ですが、ブルーに関しては25歳まで年会費は一切かかりません。
そこで、パールとの比較になりますが、パールは26歳以降も年会費は実質無料ですが、海外旅行保険は一切付帯していません。ブルーは26歳を過ぎると年会費はかかりますが、3’000円で海外旅行保険が付帯し、パールでは優待価格だったものが無料で利用できる上、アメックスのステータスも手に入るので、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。
セゾンアメックスのデメリットとして、国際ブランドがAmerican Expressなので、ワシントンDCでもごく稀に使えないことがあります。そこでオススメしたい2枚目のカードとして、VISAかMaster Cardの決済カードを持ち合わせることです。
学生にオススメしたい決済カードの決定版は、三井住友カード・デビュープラスです。

カードの券面にDebut Plusとあるので、一見するとセキュアカードと間違われてしまいがちですが、ワシントンDCはもちろん、アメリカの小売店では支払いの時にクレジットカードを店員に渡すのではなく、自分で機械に通すのが主流なので、あまり気にする必要はありません。
レストランやホテルなど、カードを提示する必要がある場所ではセゾンアメックスを提示し、万が一使えないと言われてデビュープラスを提示したとしても、相手はすでにアメックスを見ているのでその時点で信用力を証明していることになるのです。
デビュープラスの素晴らしい点として、一度でも決済があれば翌年の年会費が無料になるので、25歳まではクレジットカードの維持で一切お金をかけなくて済むことです。さらにこのカードを持っていると、26歳を迎えた時点のカード更新で自動的にプライムゴールドに切り替わり、30歳を過ぎたときのカード更新では自動的にゴールドカードに切り替わります。
通常三井住友カード・ゴールドを持つには最低でも年収500万は必要と言われていますが、デビュープラスを持って支払いに滞りがなければ、エスカレータ式にステータスカードを手に入れることができ、将来的にも様々な恩恵にあずかることがことができます。
セゾンアメックスと三井住友カード・デビュープラスで一生の思い出に残る経験を
日本では学生がクレジットカードを持つことは当たり前になってきていますが、アメリカでは学生がクレジットカードを持つことは信用力を証明していることになります。
ひと目で信用力を証明できるセゾンアメックスと世界No.1の決済性を誇るVISAカード、それもエスカレータ式にカードを成長させることのできる三井住友カード・デビュープラスの組み合わせで、旅行のあらゆるシーンで快適になることでしょう。