
アメリカン・エキスプレス(通称アメックス)と言えば世界的にステータスが高く、持っているだけで様々な恩恵を受けられることで有名なカードとして知られています。
カードを持っているだけでホテルの部屋がアップグレードされたり、航空会社の上級会員になれたりするので、頻繁に海外に行く人ほど持っていることが多いです。
しかしながら、多彩な特典がある分、年会費が非常に高いアメックスはある意味持つ人を選ぶカードともいえます。
さらにワシントンDCへの旅行に関して言えばはっきり言って持って行っても意味がないので、今回はワシントンDCに旅行する人に向けて、本家アメックスを持っていく意味がない理由について紹介します。
目次
そもそも本家アメックスとは?

クレジットカードには国際ブランドというものが必ずあります。
その国際ブランドの一つとしてアメリカン・エキスプレス(アメックス)がありますが、アメックスにはいくつかの種類があります。
- アメリカン・エキスプレスが発行するプロパーカード
- アメリカン・エキスプレスがホテルや航空会社などと提携して発行する提携カード
- クレジットカード会社がアメリカン・エキスプレスのライセンスを受けて発行している提携カード
このうち、アメリカン・エキスプレスが発行するプロパーカードと、アメリカン・エキスプレスが企業と提携して発行する提携カードを本家、クレジットカード会社がアメリカン・エキスプレスのライセンスを受けて発行している提携カードをライセンス提携カードと呼ばれています。
本家の中でもプロパーカードはダントツにコスパが悪い

百人隊長で有名なプロパーカードですが、はっきり言って持つ意味がありません。
旅行に関する特典が充実してるように見えますが、実際はホテルの宿泊日数が2連泊以上しなければいけなかったり、アップグレードも滅多にありません。
また、「アメックスといえばラウンジ。」と気合入れて旅行する人も多いようですが、実際に無料で入れるラウンジは制限エリアの外にあるショボいラウンジで、アメックスに限らず他のゴールドカードでも入れてしまうので、時間帯によっては非常に混雑しています。
さらに、無料で発行できるプライオリティパスですが、ゴールドの場合は年2回までしか無料で入ることができないので、頻繁に利用する場合は全く意味がありませんし、グリーンに至ってはその都度利用料金を払わなければならないので、カードの特典で年会費の元を取ろうなんて到底無理です。
プロパーカードは悪目立ちする

アメックスのプロパーカードは他のクレジットカードとは明らかにデザインが違っているので、側から見てもすぐにアメックスと分かってしまいます。
そのため、旅行先で不正利用されてしまう確率が他のクレジットカードと比べて高く、せっかくの楽しい旅行もそれだけで台無しになってしまいます。
さらに日本人の場合、同調意識が異常に強いので、ツアーで旅行している場合は一緒に参加している人たちから白い目で見られることがあります。
悪いこと言いませんから、海外旅行に行く際には他のクレジットカードで十分ですので、決して本家アメックスを持って行ってはいけません。
提携カードも日本人から見れば妬みの対象となる
プロパーカードがダメなら、本家は本家でも提携カードはどうなのかというと、提携カードも日本人から妬みの対象です。
特にツアーに参加している場合、一人だけラウンジに入ったりマイルを貯めていたりすると、一緒に参加している人から間違いなく白い目で見られます。
一方現地の人から見れば他のクレジットカードとあまり変わらないので、はっきり言って年会費がかかるだけの意味のないカードということになります。
ワシントンDCへの旅行にはライセンス提携、あるいはVISAかマスターで
アメックスというと一見華やかに見えますが、実際のところは非常にコスパが悪いカードです。
ワシントンDCだからといって特別にいい待遇を受けられることはありませんので、クレジットカードはVISAかマスター、それでもアメックスが良いという人はセゾンなどのライセンス提携カードを持っていきましょう。
